教えて!あいちゃん
湿布の正しい使い方とは?
湿布は、不織布などに消炎鎮痛作用のある薬剤を塗布したもので、痛みや腫れのある部位に貼って使用します。
消炎鎮痛の効果を十分に発揮するため、患部に合ったタイプを使用しましょう。
また、貼付による皮膚のかぶれなどにも注意してください。
使用時間の目安
「1日タイプ」であれば8〜10時間ほど、「半日タイプ」であれば4〜6時間ほど貼付します。
湿布を1日中貼り続けている方も多いですがその必要はありません。
むしろ、肌への負担を避けるために上記の使用時間を目安にはがすようにしましょう。
貼り方のポイント
薬面を患部に密着させること、時間経過につれて起こりがちなズレやはがれを極力防ぐように貼ることが重要です。
貼付部位の汗など水分を拭き取り、十分に伸ばしながら貼った後、必要に応じて絆創膏(ばんそうこう)やネット包帯などで固定します。
特に関節部はズレやはがれが起こりやすいので、湿布に切り込みを入れたり、適切なサイズにカットしたりといった工夫をすると良いでしょう。
温湿布と冷湿布の使い分け
使用感の違いから、トウガラシ成分などを含む温湿布とメントールなどを含む冷湿布があります。
薬効は、どちらも消炎鎮痛を目的としており、実際に温めたり冷やしたりするものではないため、お好みで使用してかまいません。
一般的には、血行不良が原因の肩凝りや腰痛には温湿布、打撲や打ち身のような急性炎症部位には冷湿布が向いていると言われています。
皮膚炎や皮膚かぶれに注意
湿布は皮膚炎や皮膚かぶれを引き起こすことがあります。
次のような点に注意しましょう。
- 貼付前に皮膚を清潔にしておく
- 決められた貼付時間を守り、連用を避ける(次に貼るまで時間を空ける)
- 続けて同じ部位に貼付しない
- 一気にはがさず、端の方からゆっくりクルクルと丸めるようにはがす
湿布は人により肌に合う・合わないがあるため、合う湿布の成分やメーカーを覚えておくとかぶれのリスクを避けることができます。
また、成分にケトプロフェンなどを含む湿布は、光線過敏症(日光に当たることで皮膚炎や発疹が生じる)を引き起こすリスクがあります。
夏場の使用や貼付部位によっては、ほかの成分の湿布への切り替えを、薬剤師から医師へ提案することもできます。
皮膚炎や皮膚かぶれが起きた場合は、薬局・薬剤師に相談してください。