専門医療機関連携薬局

専門医療機関連携薬局とは?

薬局入り口

2019年12月4日、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の一部を改正する法律」が公布されました。これに基づき、2021年8月1日より「専門医療機関連携薬局」の認定制度がスタートしました。がん等の専門的な薬学管理が必要な患者さまに対して、他の医療機関と密に連携し、より高度な薬学管理や高い専門性が求められる特殊な調剤に対応できる薬局です。

できること

外来がん治療に関わる専門認定を受けた薬剤師を配置しています

外来で行うがん治療を受けている患者さまを支えるためには、特に高い専門知識が必要となります。そのため、専門医療機関連携薬局には、一定の要件を満たし、専門学会から認定を受けた薬剤師を配置することが義務付けられています。

専門的ながん治療を行う医療機関と連携し、継続的な支援を行っています

医療機関とのミーティングを定期的に開催し、連携体制を構築しています。 治療方針等の共有や外来で行うがん治療による副作用についても確認を行い、薬剤師による見解をトレーシングレポートやカンファレンス等を通じて医療機関へ報告しています。患者さまが安心して薬物治療を受けられるように、薬局側でも全面的にサポートしています。

個室または半個室の専用相談スペースを設けています

安心してご相談いただけるよう、個室または半個室の専用相談スペースを設けています。スタッフは個人情報保護に関する教育を定期的に受けており、プライバシーの保護に努めています。

地域の医療機関や薬局に情報を発信しています

地域の他の医療機関や薬局に対して、がん治療にかかわる医薬品の有効性や安全性等の情報提供や研修会を実施しています。がん治療にかかわる医薬品の情報を地域に発信していくことを目指しています。

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