資本コストや株価を意識した経営

当社は、資本コストをCAPMにより試算し、株主資本コストは約5%と想定しています。2024年4月期はROE8.7%であり、継続して株主資本コストを上回っていることから、資本収益性を確保できていると認識しています。しかしながら、資本収益性のさらなる向上を目指して、ROEの中長期的な目標として、中期13.0%、長期15.0%を目標に掲げています。

今後、資本収益性や市場評価のさらなる向上を目指して、ROEの中長期的な目標として、中期13.0%、長期15.0%を目標に掲げており、ROEの目標達成に向けて、売上高純利益率の向上（効率化による利益改善、規模拡大による販管費率低減）、財務レバレッジ改善（株主還元の実施、借入による成長投資）に取り組んでいます。 

2024年4月期末時点のPBRは1.56倍であり、継続して1倍を上回って推移していることから、一定の市場評価が得られていると考えていますが、今後、事業成長や株主還元等のROE向上施策を通じてPBRの改善を図ります。