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お役立ち情報

処方箋の見方と
チェックすべきポイント

処方箋の理解を深めよう!

処方箋には薬に関する情報のほか、治療上必要になるさまざまな内容が記載されています。
処方箋に書かれている内容や、チェックすべきポイントなどを押さえておきましょう。

あいちゃんのポイント解説

POINT1

処方箋は薬物治療の
「指示書」

  • 薬の種類や量、使用方法、処方日数などが記載されている
POINT2

処方箋には有効期限がある!

  • 処方箋の有効期限は、交付された日を含めて4日以内
  • 有効期限が切れたら医療機関の再受診が必要になるため、早めに調剤薬局へ
POINT3

オンラインサービスの活用で
薬の受け取りを便利に

  • 「処方箋送信」や「オンライン服薬指導」の活用で、薬局での待ち時間を短縮して薬の受け取りが可能

処方箋とは?

処方箋とは、患者さまの病気の治療に必要な薬の種類や量、使用方法などが記載された、医師が発行する書類です。
薬剤師は、処方箋の内容に問題ないか確認したうえで、薬を調剤します。

処方箋の記載事項

処方箋の記載事項は以下のとおりです。

処方箋の記載事項

リフィル処方箋と電子処方箋

近年では、患者さまにとってメリットの大きい「リフィル処方箋」や「電子処方箋」も少しずつ普及しつつあります。

リフィル処方箋は、主に症状が安定している患者さまに対して発行され、一定期間内であれば最大3回まで反復利用できる処方箋です。
2回目、3回目は医師の診察を受けることなく、薬局で薬を受け取ることができます。
リフィル処方箋には、処方箋の「リフィル可」欄にレ点と使用できる回数が記載されています。
患者さまの受診負担の軽減、医療機関の混雑緩和、医療費の削減などを目的として、2022年度に導入されました。

電子処方箋は、これまで紙で発行されていた処方箋を電子化してデータとして扱えるようにしたものです。
電子化された情報は、オンライン上で一元管理されています。
そのため、電子処方箋に対応している医療機関や薬局では、患者さまが複数の医療機関を受診していても、そのすべての情報を確認することができます。
こうした正確でまとまった情報をもとに、より安全かつ効果的な薬物治療が実現します。

処方箋の有効期限

処方箋の有効期限は4日間!

処方箋の使用期間の欄は、通常は記載がありませんが、期限がないというわけではありません。
処方箋に期限の記載がある場合を除き、処方箋の有効期限は、交付された日を含めて4日以内です。

この「4日」には休日や祝日も含まれます。
連休中は営業していない薬局が多いため、年末年始や3連休などの前は特に注意してください。
「うっかり提出し忘れて、有効期限が切れてしまった」という事態を避けるため、処方箋を受け取ったら早めに薬局へ提出して薬を受け取りましょう。

処方箋の使用期間の考え方

ただ、海外出張などの特殊な事情で、どうしても4日以内に処方箋を提出できないこともあるかもしれません。
そうした場合は事前に医師に相談をしておき、事情を考慮した「処方箋の使用期間」を明記してもらえば、その日まで有効になります。

そもそも有効期限があるのはなぜ?

医師は、患者さまを診察して、その時の病状に適した薬を処方しています。
処方箋の発行日から時間が経過すると、診察時とは病状が変わる可能性があり、診察時の処方内容では適切な効果を得られないことがあります。
そのため、処方箋には有効期限が定められています。

有効期限が切れてしまったら?

処方箋を発行した病院に連絡しても、後から処方箋の使用期限を延長してもらうことはできません。
また、患者さまご自身で日付を修正したり付け替えたりすることは違法となり、処罰の対象です。
処方箋の有効期限が切れてしまったら、医療機関を再受診して処方箋を再発行してもらう必要があります。
ただし、1度目の受診時に保険が適用されているため、2度目の受診料は患者さまが全額自己負担することになります。

有効期限を切らさないための対策

診察を受けた後、薬局で待つ時間がない場合の対策を2つご紹介します。

1

薬局でとりあえず受付だけ済ませる

処方箋原本は、有効期限内に薬局へ提出する必要があります。
薬局が混雑していて待つことが難しい場合は、先に薬局へ処方箋原本を提出し、後で薬を取りに行く形が良いでしょう。

2

オンラインサービスを活用

薬局で待たずに薬を受け取りたい方や薬局へ行く時間がない方は、アイン薬局の公式アプリの「処方箋送信」や「オンライン服薬指導」の活用をおすすめします。

薬局での待ち時間を短縮したい方は「処方箋送信」をご活用ください。
病院で処方箋を受け取ったら、アプリで処方箋を撮影してアイン薬局へ送信。
薬の準備ができたらアプリにお知らせが届きます。
処方箋の有効期限内に、処方箋原本を持って、薬を受け取りに薬局へお越しください。

さらに、「オンライン服薬指導」を活用すれば、ビデオ通話で薬の説明を受け、支払方法の選択・配送指定もアプリで完結できます。
薬局へ行く手間まで省けるので、よりいっそう便利です。
「いつもの薬」を受け取りたい方に、特におすすめです。

オンラインサービスの活用イメージ

処方箋を受け取ったら4日以内に薬局へ提出するようにしましょう。オンラインサービスを活用すれば、薬の受け取りがもっと便利になります。ぜひ活用してみてください!

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