教えて!あいちゃん
薬とサプリメントで
注意すべき飲み合わせは?
健康のためにサプリメントを利用する方は少なくないですが、間違った使い方をするとかえって悪影響が出る可能性も。
気を付けたいポイントのひとつが、「薬との飲み合わせ」です。
注意が必要な例をいくつかご紹介します。
特に持病があって継続的に服用している方は、サプリメントを利用する場合、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
カルシウム +
一部の骨粗鬆症治療薬
一部の骨粗鬆症の治療薬では、体内のカルシウムの吸収を助けることで骨を再生しますが、これとは別にサプリメントや食事でカルシウムを多量に摂取すると、過剰摂取となり高カルシウム血症(だるさ・吐き気・食欲不振など)を引き起こす可能性があります。
ビタミンK +
一部の抗凝固薬
ビタミンKの「血を固める作用」と一部の抗凝固薬の「血をサラサラにする作用」が相反するため、薬の効き目が弱くなってしまいます。
鉄分 +
一部の抗生物質
抗生物質の吸収を妨げて効果を低下させます。
できるだけ併用は避けるべきですが、やむを得ず併用する場合は、抗生物質の服用から約2時間空けてください。