教えて!あいちゃん
寒い時季に要注意!
冬季うつの特徴と予防法
冬季うつは、一般的なうつとは違い、秋から冬にかけてうつ状態に陥り、春や夏になると症状が軽くなる季節性の気分障害です。
気分の落ち込みや、集中力の低下に加え、特徴的な症状として過眠や過食が挙げられます。
冬季うつの症状
一般的なうつと同様、気分の落ち込み、集中力の低下、だるさなどが生じます。
そのほか、冬季うつでは過眠や過食(特に炭水化物や糖分)、体重増加が生じることが特徴的です。
一般的なうつでは不眠と食欲不振が生じるので、対照的と言えるでしょう。
冬季うつの予防と治療
冬季うつの発症リスクを下げたり、症状をやわらげたりするためには、日頃から次のようなことを心がけて生活することをおすすめします。
- 生活の中で積極的に日光を浴びる(散歩や日光浴など)
- 散歩やラジオ体操などで体を動かす(セロトニンを増やす効果があるとされる)
- 大豆製品、乳製品、ナッツ類、バナナなどを食べる(セロトニンのもととなるトリプトファンを多く含む)
- 仕事や家事の負担を調整してストレスをためないようにする
不調が長引いたり、生活に支障が出たりする場合は、専門科を受診してください。
抗うつ薬の服用、人工照明による高照度光療法など、必要に応じて治療を受けることができます。