エディタV2

公開日:2023/8/4

アイン薬局の取り組みレポート

もしもに備える
健康セミナー〜健康と薬〜

江崎グリコとアイン薬局のコラボセミナー開催!

2023年5月22日(月)、江崎グリコ株式会社と株式会社アインホールディングスが共催するオンラインセミナー「第9回with Glico ウェルネスキャンパス」が行われました。
毎日の健康に役立つ内容が盛りだくさんだったので、ギュっとまとめてお届けします。
今回の登壇者は以下の方々でした。

すこやかな毎日、ゆたかな人生glico
由井慶 由井慶

江崎グリコ株式会社
健康イノベーション事業本部 商品開発部

由井慶さん

平野勝也 平野勝也

江崎グリコ株式会社
健康イノベーション事業本部
健康事業マーケティング部

平野勝也さん

アインフォールディング
中尾有佑 中尾有佑

株式会社アインホールディングス
医薬運営統括本部 運営研修部

中尾有佑さん

※所属企業名・部署名は2023年5月時点

テーマは「もしもに備える健康セミナー~健康と薬~」

健康に重要な3つの要素――運動・栄養・休息について楽しく学べる本イベント。
アインが共催した今回のテーマは「もしもに備える健康セミナー~健康と薬~」でした。
参加者からは多くの事前質問が集まり、皆さまの健康に対する意識の高さがうかがえました。

薬にまつわる「なぜ?」にアインの薬剤師が回答

ここでは「薬について」2部にわたり当社所属の薬剤師である中尾さんが講演。
Part1では「くすりのギモンを解決」と題して患者さまが抱えやすい疑問について解説し、Part2では公式アプリ「いつでもアイン薬局」をご案内しました。
以下、講演のポイントをご紹介します。

薬の飲み方を知ろう!

薬の飲み方には、錠数やタイミングなどの決まりがあります。
これは、薬の成分の血中濃度を一定の範囲内に維持し、効き目を安定させるため。
図1の青い線のように、「効き目が現れる範囲」に血中濃度を保つことが大切だからです。

しかし、1回に飲む錠数が変わると、図1の赤い線のように血中濃度が適正範囲を超えてしまうことが……。
結果的に薬の効果が弱まったり、副作用が出やすくなったりする可能性があるため、自分の判断で飲み方の変更はせず薬剤師に相談しましょう。

【錠数が変わったとき】薬の成分の血中濃度(図1)

【錠数が変わったとき】薬の成分の血中濃度(図1) 【錠数が変わったとき】薬の成分の血中濃度(図1)

※図はイメージです

飲むタイミングも重要で、例えば本来は食前に飲む薬を食後に飲んだとしましょう。
すると、図2の赤い線のように、血中濃度が「効き目が現れない範囲」にとどまってしまうことがあります。

【飲むタイミングが変わったとき】薬の成分の血中濃度(図2)

【飲むタイミングが変わったとき】薬の成分の血中濃度(図2) 【飲むタイミングが変わったとき】薬の成分の血中濃度(図2)

※図はイメージです

薬を飲む適切なタイミングは図3の通り。
特に「食間」や「頓服」などは、意味を間違えてとらえやすい用語です。
服用する種類が多くて管理が大変な場合は、薬局で一包化(飲むタイミングが同じ複数の薬をひとまとめにパッキング)できることもあるので、お気軽に薬剤師までご相談ください。

薬を飲むタイミング(図3)

薬を飲むタイミング(図3) 薬を飲むタイミング(図3)

服用時点

具体的なタイミング

食前

食事の約20分〜30分前

※食事の直前ではない

食直前

食事の直前

食直後

食事が終わったすぐあと

食後

食事が終わった後、約30分以内

食間

食事と食事の間、前の食事から約2時間後

※食事の最中ではない

頓服

症状があるとき

薬の飲み合わせについて
見てみよう!

効き目が弱くなったり、逆に強くなったりすることがあるため、「飲み合わせ」にも注意が必要です。
「薬と食事」のよくない組み合わせとしては、「一部の抗生物質+牛乳」「一部の血をサラサラにする薬+納豆」で効き目が弱まる、「一部の降圧薬+グレープフルーツジュース」で効き目が強まる(あるいは副作用が出やすくなる)といった例があります。
また、「薬と薬」のよくない飲み合わせとしては、「鉄剤+一部の抗生物質」で効き目が弱まる、「痛み止め+市販のかぜ薬」で効き目が強まる可能性があります。
こうした点についても薬剤師は注意深く確認し、必要であれば医師に処方変更を依頼するなどして、患者さまの健康を守っています。

公式アプリ「いつでもアイン薬局」でもっと便利に

アプリを使えば、薬局での待ち時間短縮を実現。薬剤師といつでもつながることもでき、安心です。

時短が叶う「処方箋送信」、ご自宅で薬の説明→決済→受け取りを完結できる「オンライン服薬指導」、チャットで気軽に薬剤師に相談できる「安心お薬サポート」といった便利な機能を、是非ご活用ください。

江崎グリコが伝える「健康を維持するために大切なこと」

江崎グリコのパートでは、由井慶さんによる「健康について」の講演と、平野勝也さんによる商品の紹介がありました。
「メタボリックシンドローム」「ロコモティブシンドローム」「健康診断の活用法」「抗酸化・抗糖化」といった気になるキーワードも織り交ぜながら、健康のために大切な要素を幅広く学べる内容でした。
特に血糖コントロールと糖質摂取を適正量とする重要性のお話は印象的でした。
詳しくは with Glicoの記事 をご覧ください。

健康や薬について、大切なポイントをあらためて学べるセミナーでした。こうした情報には常にアンテナを張り、イキイキした毎日につなげたいですね!

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