薬局プレアボイド
医師との連携
事例05 患者さまからの相談内容を事前に医師へ情報提供
患者さまから何かご相談を受けた際、緊急性を要さない場合には患者さまの同意のもと、トレーシングレポートと呼ばれる患者さまの状況をまとめた「お手紙」を薬剤師から医師へ送付することがあります。薬剤師から事前に医師へ情報提供することで、診察時のご相談がスムーズになるようにサポートさせていただいています。
鉄剤服用中に吐き気を感じた患者さまの事例
<処方内容>
クエン酸第一鉄(鉄剤)
2か月前から貧血により鉄剤の服用を開始。
開始1か月後には便秘や吐き気といった副作用はなく継続されていたが、2か月後、最近吐き気を感じるようになったと患者さまより電話で相談があった。
処方変更前
クエン酸第一鉄
(鉄剤)
処方変更後
処方終了
次の診察日が近かったため、医師にトレーシングレポートを送付して情報提供したところ、 医師より「診察時によく話を伺います」とのお返事をいただいた。 その後、検査値の結果も良好であるため、鉄剤の処方は終了して経過観察することになった。