薬局プレアボイド
医師との連携
事例22 医療機関と連携し、入院の前後で継続的な治療をサポート
退院時に医療機関からかかりつけの薬局向けに、入院中の薬の服用状況などをまとめた文書(施設間情報連絡書)を発行いただけることがあります。また、入院時には患者さまの同意のもと、薬局から医療機関向けに、普段の薬の服用状況や調剤上の留意点等について情報提供することもあります。
医療機関と薬局が連携することで、継続的に安全な薬物治療を提供いたします。
施設間情報連絡書により入院中の処方変更に気づいた事例
<処方内容>
ビソプロロール(血圧、心臓の薬で、気管支喘息の患者には慎重投与とされている)
気管支喘息発作で入院。
ビソプロロールは入院中に中止されていたが、退院後に再度処方された。
処方変更
ビソプロロールの処方中止
退院後に処方箋と施設間情報連絡書をお持ちいただいた。
その内容より、入院中に喘息治療への影響を考慮してビソプロロールが中止になっていたことがわかった。
今回、ビソプロロールが再度処方されていたが、再開予定に関する記載はなかったため 処方医に問い合わせたところ、ビソプロロールの処方は中止となった。