薬局プレアボイド
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医師との連携

事例47 血液検査値から腎臓の機能を想定し、処方中止を提案

腎臓や肝臓の機能が低下している場合、服用できない薬があります。
血液検査の結果を確認することで、患者さまの腎臓や肝臓の機能に応じた処方内容か確認し、必要に応じて薬の変更を医師と検討していきます。

メトホルミン塩酸塩錠を服用しているが、腎盂腎炎により腎機能が低下した患者さまの事例

処方変更前

メトホルミン塩酸塩錠250mgMT(糖尿病治療薬) 

処方変更後

中止


以前からメトホルミン塩酸塩錠250mgMTで糖尿病の治療を継続している患者さま。
前回までは腎機能を示す数値(eGFR)は問題なく推移していた。
今回、処方箋に記載されている検査値を確認すると、eGFRがメトホルミン塩酸塩錠の服用に適さない値まで急激に低下していた。
患者さまから2週間前に腎盂腎炎のため、別の病院を受診していたとのこと。
メトホルミン塩酸塩錠の処方医に腎盂腎炎の既往とeGFRの数値の低下について情報提供したところ、メトホルミン塩酸塩錠は中止となった。