薬局プレアボイド
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薬の量

事例42 飲み薬から貼り薬への切り替えにおいて、適切な薬の量を提案

飲み忘れを防止するため、飲み薬から全身作用のある貼り薬へ切り替えることがあります。
適切な薬の量で切り替えができるように、医師へ情報提供や提案をさせていただきます。

ドネペジル塩酸塩錠からドネペジルテープへ切り替えとなった患者さまの事例

処方変更前

ドネペジル塩酸塩錠5mg(認知症症状の進行抑制の薬)を
ドネペジルテープ55mgに切り替え

処方変更後

(適切な量の)ドネペジルテープ27.5mgへ減量


飲み薬のドネペジル塩酸塩錠は3mgから開始して、1~2週間後に5mgに増量する薬である。
2週間前にドネペジル塩酸塩錠3mgが処方された患者さまに、今回はドネペジル塩酸塩錠5mgが処方される予定であった。
しかし、飲み忘れを防ぐために、今回から貼り薬のドネペジルテープへ切り替えることとなり、ドネペジルテープ55mgが処方された。
本来、処方予定のドネペジル塩酸塩錠5mgはドネペジルテープ27.5mgに相当するため、
ドネペジルテープ55mgでは薬の量が多いことが考えられた。
医師に薬の量について情報提供したところ、ドネペジルテープ27.5mgへ変更となった。