薬局プレアボイド
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副作用

事例41 治療薬切り替えのタイミングで、副作用症状の確認を目的に服薬フォローアップを実施

治療によっては副作用の発現を想定の上で、薬物治療を優先し、継続することがあります。
また、その治療薬が切り替わることで、副作用の発生状況も変化することが考えられる場合は、
患者さまの同意を得たうえで、電話等でその後の体調変化を確認させていただくことがあります。
薬剤師は相談をお受けすることはもちろんのこと、適切な治療の継続に努めています。

ベバシズマブの終了により、血圧上昇状態から低下に転じた患者さまの事例

ベバシズマブ(抗がん剤)の副作用である高血圧症に対してバルサルタン・アムロジピン配合剤を服用している患者さま。
今回からベバシズマブが終了となり、ニボルマブ(抗がん剤)での治療に切り替わったことを確認。
この時点の血圧は目標数値付近だったが、ベバシズマブの終了に伴い血圧が低下する可能性が考えられた。

患者さまの同意を得たうえで1週間後に電話でフォローアップを行うと、血圧が目標数値よりも大幅に低下していた。
医師に情報提供したところバルサルタン・アムロジピン配合剤の服用が中止となり、その後血圧は目標数値近くまで回復した。