薬局プレアボイド
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薬の量

事例45 在宅医療でのフィジカルアセスメントにより減量を提案

治療内容により、薬剤師によるフィジカルアセスメント(血圧・脈拍・呼吸・体温・意識等のバイタルサインを含めた身体所見を収集し、患者さまの全身状態を把握し評価すること)を行わせていただく場合があります。
フィジカルアセスメントの結果によって適切な薬物治療を行えるように、医師へ情報提供や提案をさせていただきます。

高血圧症の治療中に血圧低下が起きた患者さまの事例

処方変更前

アムロジピン錠5mg 1日1錠(高血圧症の治療薬)
他1剤

処方変更後

アムロジピン錠5mg 1日0.5錠へ減量


在宅で高血圧症を治療している90歳代の患者さま。
薬剤師が1週間毎にご自宅を訪問し、薬の配薬の他に持参した血圧計で血圧測定を行っている。
これまで収縮期血圧は130mmHg前後で推移していた。
今回、夏場に訪問した際に、収縮期血圧が90mmHgとかなり低下していた。患者さまからは「だるさを感じて横になっていることが多い」と伺った。
気温上昇による血圧低下が起きており、アムロジピン錠の減量が必要ではないかと考えられた。
医師に情報提供したところ、アムロジピン錠が減量となった。
後日、血圧は120mmHg台に回復し、体調が改善されていることを確認した。