薬局プレアボイド
薬の飲み方・使い方
事例20 使用部位に適した種類の塗り薬を提案
軟膏などの塗り薬は使用する身体の部位に合わせ、適した種類を選ぶ必要があります。
治療に適した種類の薬を選択するために、薬を塗る場所や症状、使用感等をお伺いさせていただくことがあります。
目の近くの傷に眼軟膏を提案した事例
<処方内容>
ゲンタマイシン硫酸塩軟膏0.1%(抗生物質の塗り薬)
顔 1日1~2回
処方変更前
ゲンタマイシン硫酸塩軟膏0.1%
処方変更後
オフロキサシン眼軟膏0.3%
(目の中にも使用できる抗生物質の塗り薬)
顔の傷に対して抗生物質の軟膏が処方された。
傷の場所を確認させていただくと、下まぶたの近くに傷があることがわかった。
無意識に目をこすることがあるとご家族さまから伺ったため、薬剤師は目に入っても大丈夫な薬が適していると考え医師に目の中にも使用できる眼軟膏への変更を提案し、オフロキサシン眼軟膏0.3%に変更となった。